<空想科学祭>レビュー・感想掲示板


[ HOME一覧表示ツリー表示トピック表示新規投稿記事検索記事修正・削除携帯用URL管理用 ]


[14] 閉ざされた虚構の不協和音 Name:早村友裕 HOME Date:2008/09/01(月) 21:41 [ 返信 ]
【あらすじ】
23世紀くらいの未来に、10年前の情報危機によって閉ざされた世界「虚構(タチェット)」に迷子が取り残される。その迷子を回収する責を負った二人の少年が、再び訪れた世界の危機に立ち向かう感じの話です。


感想・評価は甘口辛口、どのようなものでもかまいません。
SF初挑戦なので隅っこでこっそりやってます。


[116] れびゅー Name:卓紙幣 Date:2008/10/05(日) 19:09
丹念に作り込まれたSF的世界観に、わくわくするようなエンターテイメント性をからめた見事な作品だ。
じっくり語られるディティールの緻密さに反して、全体的にスピード感があり、作者の並ならぬ力量がうかがえる。
読み始め、美少年ばかり登場するヤワな物語かなと思っていたが、怒濤のごとく展開するストーリーにぐいぐい引き込まれた。とくに、アルトパルランテ本社での戦闘は圧巻で、シンとハルカの一騎打ちは、まるで西部劇の決闘シーンみたいだ。
”ゼロ”がコウではなくセイだったというストーリー上のどんでん返しにはヤラレターと思ったが、マコトの訓読みという仕掛けを知ってなるほどと感心した。
エンディングもきれいにきまっている。
賞賛したい。


[149] RE:閉ざされた虚構の不協和音 Name:早村友裕 Date:2008/10/17(金) 01:08
レビューに返信するものなのかはわかりませんが、嬉しかったので。
しかもかなり時期を外していますが。

>卓紙幣さま
嬉しいお言葉、ありがとうございます!
SFに関する知識がない状態で書き始めたので、説明文の入れ具合が分からず……何とか伝わったようで、幸いです。
なんというか、終始褒め殺しなんですが、あの、自分、褒められ慣れていないもので非常に戸惑っています(汗
とにかく嬉しいです。本当にありがとうございます。


余談ですが、自分は卓紙幣さまの「れびゅー」の秘かなファンです(←宣言した時点で秘かじゃないんですが……笑)
どの作品も読みたくなります。不思議。
こっそりとれびゅーも楽しみにしています。

[182] RE:閉ざされた虚構の不協和音 Name:俊衛門 Date:2008/10/20(月) 10:18
2日かけて、読ませていただきました。

分類では未来SFとなっていましたが、これって完璧にサイバーパンクですよね? 正統派であって、かつ作者様独自のテクノロジーと世界観に彩られていて、まったく飽きることなく読めました。結構難しめな理論がちりばめられていましたが、それも苦にならないほどに。

セイとコウのような相棒、魅力的ですね。なんというか、互いを信頼している空気感がよく描けているなと感じました。それと、世界観。ああいう、「〜パンク」的な世界って読者にわからせるのって大変なんだと思いますがそれもすんなり、理解できてさすがと唸らされました。
最後の最後で実は……というくだりもエンターテイメントとしては最高の手法だと思います。というかまさか彼が……いや、ネタバレになるからよしましょうか。というか、上でもう述べていらっしゃいますがw

ともかく、単純に面白かったです。


[203] れすです。 Name:早村友裕 Date:2008/10/21(火) 03:43
>俊衛門さま
二日間もかけさせて申し訳ないデス……
ジャンルはなんか適当に選んだっぽいです。すみません!! しかも正統派でしたか。いやはや。

頭を使わず楽しめるお話(←SFというジャンル上、今回に限っては無茶でしたが・汗)を書くのが常に至上命題なので、楽しんでいただければ幸いです。本当に嬉しいです。
ありがとうございます!

私信ですが、武道同盟はぜひ参加者を募ってみたいですね……(笑

[228] RE:閉ざされた虚構の不協和音 Name:mintel Date:2008/10/23(木) 18:05
 美少年と美青年がわらわらで、腐ってる人は必見。特にクライマックスはちょっとエロいと微妙に腐ってる私は思いました(笑)
 とはいえ、美少女もいるし、設定や戦闘シーンなどは男性が読んでも十分面白い作品。


[236] 感想 Name:藤村香穂里 Date:2008/10/23(木) 23:22
最初は、自分がSF自体を読みなれていないため、世界観を理解するのに時間がかかってしまいました。
二文字の名前で混乱してしまったり。
でも文章がわかりやすいので、読み始めるとさくさくいけました。
迷子を回収すると言う設定が面白いですね。
そして、登場事物がファッショナブル。
後半部分、特にラストの部分でのどんでんがえしにゾクゾクきました。
面白かったです!


[240] れすです。 Name:早村友裕 Date:2008/10/24(金) 10:04
>mintelさま
書いてる間は全くそういうつもりがなかったのですが、読み返してみるとなんかそんな感じでした(汗
自分にそういう趣味はないと思っていたのですが……素養があるんでしょうか(笑
レビュー、ありがとうございます。

>藤村香穂里さま
面倒な説明を読んでくださってありがとうございます。二文字の名前は、作者も書きながら間違えてました。セイとコウが逆になっていて、あとから書きなおした部分も多いです(汗)
マンガをイメージしながら書いたので、ビジュアル面は気を使いました。読みやすくを心掛けているので、分かりやすいと言っていただけて非常に嬉しいです。
ありがとうございます!

[337] 感想 Name:四十万 Date:2008/10/30(木) 23:40
残り時間が少ない(祭りも終わる)ので、短めにラストスパートと行きたい。

 この作者はギブスンを読んでいるだろうか? もしスプロールシリーズ、いやニューロマンサー(そういえば今回、この作品に敬意を表して題名を捩った作者もいたが)すら読んでいないとすれば、ウォシャウスキーやコウカクやアキラは見ているだろうから、その影響力は凄い、ということになる。
 今やSFは(少々黴臭くなったとはいえ)サイバーパンク(スペース)全盛である。 だからこういう上出来の物語が出て来ても、どうしても手垢に塗れた気がしてしまう。 私がサイバースペース(電脳世界)好きだからかも知れないが。 

 本当に読んでないよね?・・・もし読んでいるのなら、実はがっかりだったりするが。


[357] れすです。 Name:早村友裕 Date:2008/10/31(金) 15:24
>四十万さま
 感想、ありがとうございます。
 残念ながらギブスンの名を知ったのは今回の企画において他作品のレビューを読んだ時で、ニューロマンサーが何たるかを知ったのは今ググったからです(←現代っ子です)。あらすじを読んで、感想の意味をなんとなく理解しました(汗
 レビューを読むたび、みなさまのSFに関する知識に圧倒されます。
 普段はファンタジーばかり読んでファンタジーばかり書いているもので、↑のカタカナ語がひとつもわからず全部調べたのですが、コウカクだけは検索しても分かりませんでした……甲殻機動隊の略称でしょうか? 本当に無知ですみません。
 せっかくの機会にSFに手を出してみたいと思っています。ニューロマンサーもこれから読んでみます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

[396] 感想 Name:天崎剣 Date:2009/03/15(日) 17:25
大変遅くなりましたが、読み終えましたので感想をば。

構成、アイディア、世界観、なるほど圧倒されました。強烈なサイバーパンクだと思います。
そして、読みやすい文章、これが何よりも魅力的だと感じました。
世界観を訴えるにはなかなか難しい題材ではなかったかと思いますが、冒頭からすっと入り込めるあたりは、なるほど、書き慣れていらっしゃると感じました。
カタカナ名の愛称と二つ名、衣装や装飾品などファッションセンスもなかなか。その容姿を想像するだけでわくわくしてくるくらい、素敵な人物がどっさり登場してきて、やられましたね。

これだけ凝っているのに、ちょっと残念だったのは、タチェット内ではどのように見えているのか、感覚として接することしかできない世界なのか、ちょっとわからなかったこと。タチェット内での戦闘シーンで武器を具現化する箇所があったところから、確実にそこにも物や色があると思われるのですが、(そして電脳空間での社会生活が営まれている点からしても)色だとか、光だとか、そういう物の描写が少ないような気がしました。
自分の中ではわかっていても、と言うところが、私もそうなのですけど、どうしても抜け落ちてしまいがちです。
戦闘シーンや会話に重点を置くとどうしてもおざなりになりがちな背景描写ですが、読者に情報を与え、臨場感を出すためには必要なものだと思います。この点、もう少し書き込んでいたらもっとよかったのに、と思わずにはいられません。

終盤の見事な伏線回収は、読んでいて満足でした。そして、終わり方も。
上手いですね。うん、お見事!



  



無料レンタル掲示板・日記・ブログ WebSpace